柴犬にファインペッツのドッグフードはどう?評価と特徴について
柴犬にファインペッツのドッグフードはどうなか、評価と特徴についてです。
1994年に「TLCドッグフードジャパン有限会社」として設立されて、それから2013年10月に「株式会社エヴリワンズ」に改名されて、今現在に至る会社になります。
初めから犬のフードを中心とした事業活動をしてきた事が分かりますので、「一筋」という一貫性があるので、ここは評価できると思います。
やっぱり犬とは全く関係ないお仕事をしていて、いきなりペットに関係する事業をするといっても、ノウハウ等に差がでると思います。
そういう面では安心することができるのですけど、どのような特徴があるドッグフードなのかについてです。
ファインペッツはどんなドッグフード?特徴について
コチラは、カナダに本社があるTLCペットフード社の製品を輸入販売しているドッグフードで、実は設立の1994年から一貫して、コチラのカナダにある会社から輸入販売しているというのが特徴の一つになっています。
工場はオランダになるので、原産国はオランダという事になります。
健康をコンセプトにしているドッグフードで「体の中をキレイにしましょう!」このようなテーマになっています。
健康寿命、どれだけ愛犬を健康で長生きさせることができるのか?ということがテーマで、やっぱり病気で長生きは辛いものがあると思います(´_`。)
柴犬もそうですが、犬の体の中が良いものに生まれ変わるには、最低でも3ヶ月はかかるので、それを一つのサイクルとして見てほしい、そんな思いで作られたドッグフードです。
目移りしないで、信じたもので今現在があることになるので、信用性の意味では、かなりあるとイメージできると思います。
これだけで、使っている人が多いことが分かります。
支持している人が少ないと、会社自体が成り立たないからです。
人の噂よりも、一番こういうところに真相のようなものが隠れていると思うのですけど、実は途中で自社ブランド製品として切り替えています。
日本人のユーザーの要望に応えるためには、どうしても日本人が製造にかからわなければいけないことを感じていたようで、テーマには変わりありませんが、コチラから要望して、製造することができるようになって、さらに途中からパワーアップした事になります。
生産工場はオランダ、そして自社ブランド製品という事になります。
- 鹿肉と鶏肉がベース
- 遺伝子組み換え作物不使用
- 無添加になっている
- 栄養素が豊富
- 消化吸収に優れている
- 通販限定になっている
ということがファインペッツの主な特徴になってきます。
ファインペッツは鹿肉と鶏肉と魚がベース
ファインペッツのドッグフードは、鹿肉、鶏肉がベースになっています。
アレルゲンをなるべく持たない肉を選択していて、柴犬としては助かるベースになっています。
鹿肉は高たんぱく質の低カロリー、低脂質で有名な肉で、体重を管理するのにも役立つお肉になっています。
豚や牛から比べるとカロリーは3分の1、脂質は80分の1、鉄分は豚や鶏から比べて5倍以上、ミネラルや犬が好むアミノ酸が豊富で、ビタミンAも多くなっていて、栄養価がとても高い肉でもあります。
そして動物性の肉でありながら、青魚に多いDHAという体内で固まらない多価不飽和脂肪酸という脂肪酸が多く、動物のような魚のような、何とも不思議な栄養を持っています。
鹿というとオオカミが主食、オオカミというと柴犬が最も近いとされていますが、相性が良いことは、ハウスダスト、花粉、アトピーなどのトラブルがある柴ちゃんの飼い主さんであれば、知っている人も多いと思います。
そして一つのタンパク質に頼らないで、鶏肉や魚なども配合されているので、色々な栄養が取れて、犬の健康にとっては嬉しい限りです。
ファインペッツは遺伝子組み換え作物不使用
遺伝子組み換え作物とは、人間の都合で手を加えて作った作物の事です。
作物というと、害虫の問題、そしてその害虫を寄せ付けないように農薬の使用、そして化学肥料なども多くつかいます。
その農薬や化学肥料を使わなくても育てることができる作物を作ることができるのが遺伝子組み換え作物です。
日本では、大豆やとうもろこし、馬鈴薯、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜やパパイヤの8種類に表示義務がありますが、それ以外は表示義務がありませんので、知らないうちに遺伝子組み換え作物を食べていることも珍しくありません。
この技術で、安く大量に農作物などを育てることができるので、コストダウンにつながるのですが問題なのは、体に与える影響をしっかりと確認されていない事です。
実は実験がされていて、農薬と遺伝子組み換えのトウモロコシを同じ量の餌をネズミに与えて実験した結果、どっちもクロだという事が分かっていて、どちらとも腫瘍を作るという結果に終わっています。
この実験結果から外国で大きく報道され、そしてそれらに関係している人達は、その実験結果に対して一生懸命、否定をしているという、とても宙ぶらりんの状態のものを作って、外国から日本に大量に輸入されています。
どちらにしても疑わしいものがファインペッツには入っていませんので、愛犬でもある柴犬も安心だと思います。
ファインペッツは無添加のドッグフード
ファインペッツは、無添加のドッグフードになっています。
この無添加というのも、疑うとキリがないのですが、というのは、ペットフードについては、とにかく表示義務が曖昧になっていて、また厳しい表示に対する法律がないので、ここに少し怖さがあります。
それをいい事に安心といいつつ、そうでもない事もあるような事もありますが、でもファインペッツは、実績がからして、数十年の販売実績がありますので、そこに一番の信用がると思います。
そして設立から一貫してドッグフードに関わってきた日本オーナーですから、そこにも評価ができると思います。
健康寿命をテーマにしているので、無添加は普通の流れだと思います。
ファインペッツは栄養素が豊富なドッグフード
ファインペッツは、栄養が豊富なドッグフードでもあることも特徴になっています。
というのは、調理過程で、栄養成分が壊れやすい素材については、別に調理されています。
これは何でもそうですが、熱を通すと壊れてしまう栄養素、なくなってしまう成分がたくさんあります。
そこを理解しているので、栄養が壊れやすい素材については別調理となっています。
ちょっとした事ですが、素材の本来持っている栄養素をそのまま取ることができるようになっているので、柴犬にとって栄養価が高いドッグフードになります。
ファインペッツは消化吸収に優れている?
消化吸収率とは、うんちの量、便に含まれる関係ないものを引いて、さらに食べた量で割り、さらに100で掛け算して、でてくる数字の事です(><)
消化吸収率={摂取量−(糞便中の排泄量−内因性損失量)}÷摂取量×100
ウンチを調べると、食べた物に対して、どのぐらいの吸収率なのかが分かるわけです。
もちろん数字が高くなるほど良いことになりますが、一般的なものは約40%ぐらいと言われていますが、ファインペッツについては吸収率が87%と、とても高い数字になっている事も評価できます。
ここを気にしてるドッグフードも珍しく、他社との違いにもなってきます。
少ない量で、栄養が十分に補えるという事がメリットになるので、食が細くなったシニア犬(柴犬)にも喜ばれることになります。
ファインペッツは通販限定のドッグフード
そしてファインペッツは、通販限定になっていて、公式サイトからのみの取り寄せとなっています。
ペットショップや他の販売店を作らない理由は、賞味期限などの管理の問題が応じるためとされています。
他に販売店を増やすことによって、作り置きのような事が必要になってくるので、品質管理の大変さから、公式サイト限定販売となっています。
取り寄せ窓口を1つにすることで、より新鮮なものを届けることができる仕組みになっています。
ファインペッツは2種類全犬種対応になっている
そして種類は2種類で、どちらとも全犬種対応になっています。
今まで話してきた方は、オールマイティーに対応できるドッグフードの事になりますが、もう一つは完全穀物不使用の「グレインフリー・ドッグフード ”極”」と分かれています。
より精査された内容が極という事になります。
「極」の方は、アヒル肉をベースにしているドッグフードになります。
今柴犬の健康状態が何でもないのであれば通常のもの、すでにアトピーやハウスダストの反応がある、または健康トラブルがあるという事であれば「極」の方を使う、そんな使い分けのイメージです。
- FINEPETSドッグフード
- FINEPETSドッグフード(極)
この2種類です。
ドッグフード!ファインペッツのオールマイティーの原材料
ファインペッツの原材料についてですが、オールマイティーの方はこのようになっています。
- FINEPETSドッグフードの原材料
鹿肉、鶏肉、オートミール、大麦、全粒米、鶏脂、グリーンピース、ポテト、豆類繊維質、リンゴ、サーモン、鶏レバー、サーモンオイル(オメガ3・オメガ6)、チコリ抽出物、フラクトオリゴ糖、フラックスシード、ビール酵母、昆布、パセリ、ローズマリー、カモマイル、セージ、タイム、コリアンダー、セイヨウタンポポ、甘草、魚介類抽出物(グルコサミン0.03%)、プロバイオティクス(アシドフィルス菌、カゼイ菌、腸中菌、ビフィズス菌)、ユッカシジゲラ抽出物、コンドロイチン0.01%、ローズマリー、セイヨウイラクサ
- ビタミン類
ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE(アルファトコフェロール) ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB6、ビタミンB12 4、パントテン酸、ビタミンC 、塩化コリン、葉酸、ビオチン
- ミネラル類
鉄分、銅分、亜鉛、マンガン、ヨード、セレン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、リシン、メチオニン、システイン、スレオニン、トリプトファン、リノレン酸、アラキドン酸、EPA、DHA
オートミールとは、エンバクと言われるもので、イネ科のカラスムギ属の一年草の事で、栄養価がとても高いものになっています。
穀物になりますが、限りなくアレルゲンが少なく、他の食品に含まれる少量のものとあまり変わらなくいくいらいの量になっているものです。
柴犬にも安心できる穀物です。
人間でいうと、子供に小麦粉から作ったクッキーは反応するので食べられなくても、オートミールのクッキーであれば、食べることができるような感じです。
ベースが鹿、鶏、になっていますが、これを合わせて80%の比率になっていて、残りの20%がその他の原材料になっています。
ビタミンに関しては、天然由来のものが使われています。
ドッグフード!ファインペッツ「極」の原材料
続いて「極」の方です。
- FINEPETSドッグフード(極)の原材料
フランス産アヒル肉、グリーンピース、鶏脂(天然由来成分にて酸化防止処理済み)、乾燥ポテト、オランダ産乾燥ニシン肉、全卵、アルファルファ、イナゴマメ、ビール酵母、鶏スープ、乾燥リンゴ、サーモンオイル(オメガ3・オメガ6)、亜麻仁油、乾燥にんじん、乾燥チコリルート、魚介抽出物、コンドロイチン、クランベリー、タウリン、ユッカシジゲラ抽出物
- ビタミン類
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸、塩化コリン、ビタミンD3、ビタミンB1、ビタミンB12、ビタミンC、ビチオン
- ミネラル類
リン、マグネシウム、リジン、システイン、トリプトファン、αリノレン酸、EPA、コリン、タウリン、銅分、マンガン、セレニウム、カルシウム、ナトリウム、メチオニン、スレオニン、リノール酸、アラキドン酸、DHA、ナイアシン、鉄分、亜鉛、ヨード
コチラの「極」の方は穀物不使用で、さらに原材料に含まれるアレルゲンになるものをより差し引いたもので、アヒルの肉がベースとなっています。
どの原材料を使っても少量のアレルゲンとなるものは含まれていますが、その中でも特に注意して作ったのがコチラの「極」というドッグフードのタイプになります。
色々な栄養素が含まれています。
念のためだと思いますけど、中国産の原材料は一切つかっていないとの事です。
ファインペッツの2種類の保証成分表
ファインペッツ | ファインペッツ「極」 | |
---|---|---|
粗タンパク質 | 27.1% | 36% |
粗脂肪分 | 16% | 20% |
水分 | 8% | 8% |
灰分 | 8.2% | 6.70% |
粗繊維 | 4.5% | 3% |
カロリー | 440 kcal/100g | 422 Kcal/100g |
吸収率に優れているので、やはりどちらとも100gに対してのカロリーが高くなっている事が分かります。
水分が8%ですから、ドライタイプのドッグフードになります。
ファインペッツの取り寄せ料金はどうなっている!
ファインペッツのお試し取り寄せ料金です。
ファインペッツ | ファインペッツ「極」 | |
---|---|---|
料金(税抜) | 1,000円(お試し用) | 1,000円(お試し用) |
送料 | 別途 | 別途 |
内容量 | 1.5kg | 1.5kg |
なんと通常の1.5kg、1袋お試しで、どちらとも1,000円だけとなっています。
普通はお試しというと量が少なくなるものですが、通常の量と同じで、初回だけそのままサービスしている事になるので、かなりお得です。
ただ各家庭に1個だけの限定で、1回キリになっていますので、そこだけ注意して下さい。
送料を含めてもかなりお得です!
通常の場合は、このようになっています。
ファインペッツ | ファインペッツ「極」 | |
---|---|---|
料金 | 3,394円 | 5,278円 |
送料 | 別途 | 別途 |
内容量 | 1.5kg | 1.5kg |
また4s、8s、16sと、別に用意されています。
ファインペッツの通常版の方は、小粒と大粒タイプを選ぶことができるので、柴犬の場合は小粒タイプで良いと思います。
小粒は5oぐらい大粒は12mmぐらいの大きさで「極」の場合は小粒も大粒もなく、8mmぐらいの大きさで統一されています。
ファインペッツのドッグフードは柴犬に抜擢と評価できる!
ファインペッツのドッグフードの評価ですが、柴犬にためになると評価することができます。
自社ブランドだけあって、やはり色々なところに気遣いされている事が分かります。
無添加で、アレルゲンと栄養の事に特に気遣いされていて、さらに調理内容にも注意が向けられています。
健康に良くないと思われるものを栄養を考えながら引いていき、そして犬が本来必要としているものを考慮して素材が選ばれています。
そして食いつきを試すのにも、お試しのような感じで取り寄せが用意されていますので、デメリット的なことは、ほぼないというのが正直なところですが、個人的にはもう少し繊維を増やしてほしいという気持ちぐらいです。
後は、カナダからの輸入なので、その輸入のときの管理はどうなっているのか?
ここが気になるくらいだと思います。
冊子がついてますので、それを見ると上手な与え方や食いつきの事、おやつや副食材に関して、健康管理に関してなど、こと細かく説明されています。
20ページぐらいありますので読むだけ大変かもしれません。
匂いに関しては、特別イヤな匂いもなクリーンな感じでしょうか。
栄養吸収率が高いので、便になるものが少なくなりますので、うんちの全体的な量が減るような感じだと思います。
賞味期限は開封後、3ヶ月なので少し長めになっていると思います。
外国のペットに対する考え方、そして日本人が考えるペットの考え方を両立させている良く考えられたドッグフードです!