ドッグフードいぬのしあわせの評価!柴犬にはどう?
今回は、ドッグフード「いぬのしあわせ」についてみていきたいと思います。
「いぬのしあわせ」は日清製粉グループである日清ペットフードから販売されているペットフードです。
とくに、「年齢・粒サイズ・トッピング」で選ぶことができ、全11種から最適なものを与えることができるようになっています。
また、「安全・安心、健康、おいしさ」にこだっているドッグフードということを売りにしています。
では、柴犬にとっても安心して食べられるドッグフードになっているのでしょうか?
「いぬのしあわせ」が本当にオススメできるかどうかを評価して解説していきます。
ドッグフード!いぬのしあわせは健康をテーマにしている?
ドッグフード「いぬのしあわせ」は「ワンちゃんにも食の安全を」というスローガンのもとに作られています。
とくに、「安全・安心、健康、おいしさ」の3つを柱としており、着色料や香料を使っていないことがアピールされています。
また、商品ラインナップも全11種と豊富に用意してあり、年齢や粒サイズ、トッピングから最適なものを選択することが可能になっています。
年齢は、1歳・7歳・11歳の3種類から選択することができ、粒サイズも小粒と中粒の2種となっています。
さらに、「いぬのしあわせ」と「いぬのしあわせゴロッと具ルメ」の2タイプが用意されており、片方は通常のドライフードタイプですが、もう一方は具材が一緒に入っているタイプになっています。
具材の組み合わせとして「スモークチーズ&かぼちゃ、ささみ&さつまいも、スモークチーズ&小魚、ささみ&豆腐」となっており、食いつきや
愛犬の好みによって与え分けることができるように工夫されています。
では、そのような特徴だけでなく、現在でも柴犬に与えても心配のないドッグフードになっているのか確認していきたいと思います。
いぬのしあわせのドッグフードの種類
シリーズ | 用途 |
---|---|
1歳以上 | 小粒タイプ |
小粒タイプ(低脂肪) | |
中粒タイプ | |
スモークチーズ&かぼちゃ | |
脂肪ささみ&さつまいも | |
スモークチーズ&小魚 | |
7歳以上 | 小粒タイプ |
中粒タイプ | |
ささみ&豆腐 | |
11歳以上 | 小粒タイプ |
中粒タイプ |
小粒と中粒タイプに分かれていて、種類によって微妙に使用する原材料を変えている事が分かります。
いぬのしあわせは着色料や香料は不使用
ドッグフード「いぬのしあわせ」は犬の健康に配慮しており「食の安全を」というスローガンをもとに着色料や香料が使用されていません。
この着色料や香料は多くの場合で人口的な科学物質を用いたものが使われており、犬にとっては健康的とはいえません。
とくに、着色料については人の目に鮮やかに見せる効果を狙ったものであり、犬の食欲を促進する目的ではないので不使用なのは高評価です。
そのために「いぬにしあわせ」では、ドッグフードにパプリカやアルファルファといった素材を活用しており、カロテンやミネラル分も自然に摂取できるようになっていますので、ここは評価できるところだと思います。
小分けの袋とLIFE20
「いぬのしあわせ」はワンちゃんにとっても美味しい食事を届けるために、小分けパックが採用されています。
この小分けパックによって与えるときに必要な分だけを使うことが可能になっています。
つまり、いつでも開封したての新鮮な美味しさと風味がるドッグフードを愛犬に与えることができるのです。
また、日清ペットフードでは「LIFE20」というプログラムも掲げています。
このLIFE20というプログラムは「愛するワンちゃんとしあわせに、ずっと一緒にいたい」という飼い主の想いをくみ取り、
「健康寿命を20歳まで伸ばしたい」と願う日清ペットフードが掲げている研究プログラムのことです。
主に、日清ペットフード那須研究所の獣医師や専門スタッフたちがペットフードなどの研究をしているようです。
そういった研究結果が「いぬのしあわせ」にも活かされています。
ドッグフード!いぬのしあわせの原材料
「いぬのしあわせ」の1歳以上、成犬用タイプの原材料です。
穀類(小麦粉/ホミニーフィード/とうもろこし/コーングルテンミール/玄米パウダー/脱脂米糠)/肉類(ミートミール/チキンミール/チキンレバーパウダー)/大豆ミール/油脂類(動物性油脂/フィッシュオイル(DHA・アラキドン酸含有)/米胚芽油)/アルファルファ/魚介類(フィッシュミール/煮干粉/魚肉抽出物)/ビートパルプ/野菜類(パプリカ/キャベツパウダー/にんじんパウダー/ほうれん草パウダー/かぼちゃパウダー)/オリゴ糖/ミルクパウダー/クロレラ/β‐グルカン/グルコサミン/クローブ/バジル/ローズマリー/ミネラル類(カルシウム/リン/ナトリウム/塩素/銅/亜鉛/ヨウ素)/ビタミン類(A/D/E/B2/B12/パントテン酸/コリン)/酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
いぬのしあわせの原材料には不安点も?
「いぬのしあわせ」の原材料を見ていると、このペットフードの主原料は「穀類」となっており、そのほとんどがトウモロコシや小麦粉などの穀物と記載されています。
柴犬は穀物の消化を得意とする犬種なので多少多くても適量であれば良いですけど、メインの材料といえません。
なぜなら、本来は肉食動物であった名残のために穀類ばかりはうまく消化できないところもあります。
そのため量が多すぎると、消化不良の要因となる可能性もあるためにオススメはできない点もあります。
あくまでも適量であれば体のためにももなるけど、与えすぎはあまり良い傾向でもありません。
配合率がどのようになっているのか分からないところもあるので、何とも言えないとろろですが、穀物類がベースとなっていると思います。
ただフードにしているので、細かくしていますから手作りよりも消化は良いと思います。
また、「チキンミール、ミートミール、チキンパウダー」などと記載されており、ミール系が多く使われていることがわかります。
このミールとは、さまざまな部位が使用されており、どこの部位がどれだけ使用されているかが分かりません。
とくに海外の工場などで製造されている場合は、製造の過程で防腐剤などが添付されている可能性があります。
しかし、完成したドッグフードにはミールという記載だけで問題がないために、ミールの製造過程で使われている物質がわからないのです。
そのため、肉類については安全と言い切れないところが不安点となっています。
ドッグフード!いぬのしあわせの成分
いぬのしあわせの低脂肪タイプの成分です。
- 水分(10.0%以下)
- たんぱく質(22.0%以上)
- 脂質(9.0%以上)
- 粗繊維(5.0%以下)
- 灰分(8.0%以下)
- エネルギー(100g当たり)335kcal
ドッグフード!いぬのしあわせの販売店
ドッグフード「いぬのしあわせ」は、アマゾンや楽天市場でも取り扱われています。
販売価格が高くないために、手ごろな値段で購入することができるようになっており、商品数も多いです。
ただし、アマゾンは転売目的の販売者もいるので気をつけて購入してくださいね。
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ドッグフード!いぬのしあわせの総合評価
ここまで、ドッグフード「いぬのしあわせ」について解説してきました。
大手の日清製粉グループである日清ドッグフードが販売しているだけあり、掲げているビジョンや研究の姿勢は良いと思います。
とくに、愛犬の健康を考えて「着色料や香料」を使っていないという点は非常に評価できます。
しかし、原材料をみてみると穀物を多く使用しており、肉類もミート系の食材が多く見受けられます。
これらは愛犬にとっては適切と言い難い原材料のため避けたいものだといえます。
したがって「いぬのしあわせ」は、柴犬とっては市販レベルであれば、まだ何とかおすすめかもしれないという評価です。
掲げているビジョンは飼い主にとって共感できるものだっただけに、原材料などの点で多くのマイナス評価となってしまったことが残念な気がします。
もしチキンベース系のドッグフードで、柴犬に合うものを探しているのであれば、下記のフードが参考になると思います。