柴犬にアルモネイチャーはどうなのかを評価をしてみる
アルモネイチャーといえば、愛犬の健康寿命を意識したドッグフードとして有名です。
では、柴犬にもアルモネイチャーは有効なのでしょうか?
そもそも、アルモネイチャーは理想的な食事による健康寿命の促進を目的としています。
そのため、アルモネイチャーのドッグフードはウェットフードとドライフードを混合して与えることが推奨されています。
また、それらの原材料の品質にこだわることはもちろん、すべての食材は人間にも適したものを選別して使用しています。
ですので、人工着色料や人工香料、化学的防腐剤は一切不使用となっています。
これらのこだわりから、ヨーロッパでも愛好者が多いプレミアムフードとして知られています。
アルモネイチャーは病気の対策をテーマにしている
アルモネイチャーは栄養素の比率だけでなく、原材料の品質にまでこだわっています。
それらは、愛犬の健康寿命を延ばすことを目的としており、病気の対策に繋がっているのです。
アルモネイチャーのドッグフードには、腸の健康と消化を促進するためにイナゴマメとイヌリン、FOSが含まれた良質な食物繊維を使用しています。
また、柴犬にも多く健康寿命を阻害する要因にもなる関節の不調や骨の不良を防ぐためにコンドロイチンとグルコサミンを摂取できるように設計されています。
これらにより、愛犬がかかりやすい病気をドッグフードで未然に防ごうと工夫されていますが、特徴でいうと、このようになっています。
- グレインフリーもある
- 一般的な添加物は使用されていない
- ローズマリーで保存料にしている
まとめると、このような感じになっています。
アルモネイチャーはグレインフリーも用意されている
愛犬の病気を防ぐ工夫をしているアルモネイチャーのドッグフードは、ラインナップに「グレインフリー」のものも用意されています。
このグレインフリーとは、穀物を使用していないという意味です。
柴犬をはじめ、現在のペットとしての犬は雑食に近い嗜好ですが、もともとは肉食の動物です。
そのため、一般的なドッグフードに多く含まれている大豆や小麦などの穀物=グレインは犬にとってアレルゲンや不調の原因になることがあるのです。
それを防ぐためにアルモネイチャーのドッグフードでは、グレインフリーとして不調の原因となる穀物を一切使用していない製品がラインナップされています
アルモネイチャーは一般的な添加物は使用されていない
アレルゲンや病気にまで配慮しているアルモネイチャーのドッグフードは、人工添加物に関しても厳格な管理をしています。
一般的なドッグフードには人工添加物が使われているものが多いのですが、その目的は長期保存や見た目、匂いなどのためです。
しかし、人工添加物は犬にとっても決して健康に良いものとは言い切れません。
愛犬の健康寿命を考えているアルモネイチャーでは、人工添加物を一切使用せずにドッグフードを作っています。
たとえば、着色料や人工の防腐剤、添加物は含まれていません。
天然のローズマリーで保存料変わりにしている
人口添加物を使用していないアルモネイチャーのドッグフードですが、保存料はどうしているのでしょうか?
なんと、アルモネイチャーのドッグフードには保存料としてローズマリーが使用されています。
そもそも、ローズマリーとはハーブの1種で非常に抗酸化作用のある植物として知られています。
ドッグフードをはじめ、食べ物は酸化してしまいます。その過程で、ドッグフード自体が身体に悪影響のあるものに変化してしまうこともあるために保存料が必要なのです。
そこで、天然の植物で酸化を防ぐ働きがが強いだけでなく、熱に強く風味も損なうことがないローズマリーを用いるのです。
とくに、天然の保存料とはいえ風味を損なってしまうものでは、小型犬に多い嗜好性から食いつきが悪いという現象が起きてしまう原因にもなってしまいます。
そのため、風味を損なうことのないローズマリーが最適なのです。
では、人工の保存料ではなにがいけないのでしょうか?
それは、BHAやエトキシキンと呼ばれる化学的な保存料が摂取量の制限されているものだからです。
もちろん、摂取量を守れば影響がただちに出るわけではありませんが、愛犬にたくさん食べさせるドッグフードにはなるべく入っていない方が安心できると思います。
そのため、ローズマリーの葉から抽出した天然の保存料を使っているアルモネイチャーのドッグフードがより健康的なのです。
アルモネイチャーの国内での知名度は?
安全性にもこだわっているアルモネイチャーのドッグフードは、イタリアに本社がある会社が作っています。
そのため、スイスやドイツをはじめとしたヨーロッパ諸国ではプレミアムフードとして高い評価を受けており、老舗のブランドとして認められています。
そんなアルモネイチャーが日本に参入したのは2012年と最近のため、まだまだ知名度が低い現状もあります。
しかし、キャットフードにおいては日本でも強く支持されており、ネット上でも多数の高評価の口コミをみることができます。
残念ながらドッグフードに関しては広まっている途中の段階のため、キャットフードほど口コミの数はありません。
しかし、キャットフードとドッグフードは同じ管理基準や目標をもって作られているため、ドッグフードに関しても確実に支持されていくと思います。
ドッグフード!アルモネイチャーの原材料
アルモネイチャーは種類がたくさんあるのですが、オルタナティブドライ170・エクストラスモールチキン&ライスを例して紹介しています。
- 原材料
フレッシュチキン75%、米17%、ビートパルプ、ルーサン、ミネラル、ビタミン、イースト、 マンナンオリゴ糖(MOS)、フラクトオリゴ糖(FOS)
- その他
ビタミンA 15000 IU/kg, ビタミンD3 1500 IU/kg, ビタミンE 300 IU/kg, 鉄83mg/kg, ヨウ素 1,57mg/kg, E4 銅28mg/kg, E5 マンガン31mg/kg, E6 亜鉛208mg/kg, 3b8.10 セレン87,5mg/kg, L-カルニチン 100mg/kg, DL-メチオニン220mg/kg.
内容的には悪くなく、結構スッキリな感じだと思います。
エクストラスモールチキン&ライスの成分
エクストラスモールチキン&ライスを例にした成分です。
- 粗タンパク質27%以上
- 粗ファイバー3%以下
- 粗脂肪16%以上
- 粗灰分6%以下
- 水分8.5%以下
- カロリー3690 kcal/kg
タンパク質もしっかりと確保されています。
アルモネイチャーの口コミと評判
実際にネット上ではどのような口コミがあるのか紹介していきたいと思います。
たとえば、アルモネイチャーのドッグフードに関しては肉類が多く使われていることに対して高評価が多く見受けられます。
また、紹介してきた安全性への取り組みや原材料の品質にも特記して評価されていました。
しかし、すべてのドッグフードがグレインフリーでないことやビタミン類に関しては人口添加のもの含まれているとしてマイナス評価も受けていました。
ただ、アレルゲンさえ気にしていれば良いドッグフードであるという評価もあり、多くの飼い主が支持していると考えられます。
アルモネイチャーの総合評価
紹介してきましたアルモネイチャーのドッグフードですが、柴犬に与えるものとして総合評価はどうなのでしょうか。
結論から申し上げますと、特に問題のないドッグフードであると言えます。
アルモネイチャーの健康寿命を延ばすという考えのもと開発されたドッグフードですので、原材料の品質はもちろん人口添加物や保存料にまで配慮されています。
保存料に関しては、天然のローズマリーの葉から抽出したものを使用しており、保存期限が1カ月と短めですがその分安心感を感じることができます。
とくに、アルモネイチャー自体がヨーロッパ諸国で高い評価を受けている老舗のブランドという点においても安心できると思います。
ネット上の口コミ評価も少なかったのですが、日本に上陸して日が浅いというところも影響しています。
しかし、同一ブランドのキャットフード製品が高い支持を得ていることから、同じように作られているドッグフードにおいても今後は支持されていくと考えてよいでしょう。
柴犬にアルモネイチャーのドッグフードを与えたいと考えている飼い主のかたには、上質なタンパク源でもあるサーモンタイプをおススメします。