ネイチャーズロジックのドッグフードの概要
ネイチャーズロジックのドッグフードは、柴犬にどうか気になりますが、犬が自然界で食べていた食事にできるだけ近いバランスで作られており、合成保存料や着色料以外にも、合成ビタミンやミネラルなども無添加で作られています。
合成添加物に頼ることなく、天然原料のみで作られた完全無添加のドッグフードで、原材料に使われている素材の安全性も公開しているので完全に無添加であることをコンセプトにしていることを大切にしている良好なフードということが出来ます。
合成ビタミンやミネラルもできるだけ避けて与えたりと考えたり、動物性たんぱく源の含有量も明確になっていますが、この面は愛犬(柴犬)にとっても安心できるところです。
ネイチャーロジックでは良質な食肉のみを使用し、グルテンを含まない穀物などを使用していますが、柴犬向きなのかについてです。
ネイチャーロジックのドッグフードの特徴
コチラはアメリカ産のドッグフードで、東京にある「株式会社リンキンフェローズ」というところが正規の販売店となって、他の代理店に卸して販売しています。
そのためネットで探すと、それなりに販売店を見つけることができると思います。
サプリメントを後で使わないという事にこだわりを持っているフードになっています。
そしてネイチャーロジックのドッグフードの特徴ですが、まとめるとこのようになります。
- 9種類のドライタイプのドッグフードがある
- 合成サプリメントが使われていない
- 無添加で炭水化物にも工夫している
- 品質の追求と健康の追求をしている
ここまでは評価ができて、柴犬にもおすすめできるかも?という内容にはなっています。
9種類のドライタイプのドッグフードがある
ネイチャーズロジックのドライタイプのドッグフードは全部で9種類ありますが、別に缶詰タイプのものもあります。
そして特徴は動物性蛋白質の含有量が全て55%以上になっている事です。
- ナチュラル チキンフィースト
- ナチュラル ラムフィースト
- ナチュラル ダック&サーモンフィースト
- ナチュラル ヴェニソンフィースト
- ナチュラル ビーフフィースト
- ナチュラル サーディンフィースト
- ナチュラル ラビットフィースト
- ナチュラル ターキーフィースト
- ナチュラル ポークフィースト
簡単に特徴をまとめるとこのようになります。
- ナチュラルチキンフィース
ナチュラルチキンフィースには良質なチキンが主要のタンパク源です。
- ナチュラルラムフィースト
ナチュラルラムフィーストには良質なラムが主要タンパク源となっています。
- ナチュラルダック&サーモンフィースト
ナチュラルダック&サーモンフィーストは主要タンパク源がダック、ターキーとサーモンになっています。
- ナチュラルヴェニソン
ナチュラルヴェニソンは鹿肉とラム肉です。
- ナチュラルビーフ
ナチュラルビーフはビーフが主要のタンパク源で、牛がベースです。
- ナチュラルサーディン
またナチュラルサーディンはイワシがベースのフードです。
- ナチュラルラビット
ナチュラルラビットはうさぎ肉とターキーがベースになっています。
- ナチュラルターキー
ナチュラルターキーは良質なターキーがベースです。
- ナチュラルポーク
ナチュラルポークには良質な豚肉の主要タンパク源として使用されています。
柴犬にはドライフードがおすすめで、ドライであれば良く噛ませることも可能です。
ドライフードを選ぶ際には、犬の好みなどで選ぶのではなく、含まれる栄養成分のバランスや動物性蛋白質などの比率、穀物などが含まれてないか等を確認すると良いです。
この段階で柴犬にオススメというと「ナチュラルヴェニソン」の鹿肉を使ったドッグフードになると思います。
ネイチャーロジックは合成サプリメントが使われていない
ネイチャーズロジックは、合成サプリメントは使われておりません。
柴犬に与えるドッグフードは無添加や100%ナチュラルの表記があるものを与えたいものですが、実は無添加や100%ナチュラルと表示されていても、販売されている殆どのフードには合成ビタミン類や合成ミネラル類が含まれています。
これらが含まれていても気が付かないのは、実は原材料の最後に合成サプリメントと表記されているためです。
合成とは表示されなかったり、物質名で表記されたり、ビタミンやミネラルなどの省略で表記されているので購入する時にしっかりと内容を確認しても正確に把握することが難しい場合もあります。
ネイチャーズロジックにはそれらの合成のサプリメントは一切使用せずに、天然食材のみで作られているフードになっているここも評価はできると思います。
値段は安いという訳ではないものの、柴犬の健康を考えた場合には、100%天然の食材から栄養を吸収し、栄養面だけではなく安全面からも安心して与えることが出来ます。
ただ合成ビタミンやミネラルを使うのは悪いことではありませんが、素材に含まれる栄養をそのまま取れる方が安心度の方は高いという事です。
ネイチャーロジックは無添加で炭水化物にも工夫している
ネイチャーズロジックのドッグフードは、ホンモノを追求しており、完全無添加の自然風味を独自に開発しているようです。
多くのフードに使用されている天然と謳われている製品には、合成成分が主成分であるものが数多くあることに着目し、これらの原材料を使用しないブランドとして既製品のフレーバーを使わずに、使っているのは完全に天然のフレーバーです。
炭水化物にも工夫しており、炭水化物にはキビを使ってフードを作っています。
キビは穀類に分類されていますが、グルテンフリーで、栄養的にもイモ類やコーン、豆類などよりも優れており、ネイチャーズロジックはキビを採用しているので、ドライフードは穀物不使用のグレインフリーと記載はできません。
ただし、表記にこだわるというよりは、柴犬など犬にとって優れた食材を採用することを優先している証ではあります。
表記にこだわらず本当に愛犬のためになるドッグフードを選ぶなら、無添加で炭水化物にもこだわり持って選んで使用しているフードがおすすめです。
ネイチャーロジックは品質の追求と健康の追求をしている
品質の追求と柴犬など犬の健康の追求をしているのもネイチャーズロジックのドッグフードです。
原材料は米国、ニュージーランドやオーストラリア、ヨーロッパ産を使い、中国産ものは使わず、供給会社によって原材料の段階で、合成保存料や除草剤、遺伝子組換作物のGMO作物を不使用であることを検査済みである物を使用しています。
肉は良質な食肉を使い、ラムやビーフなどは完全牧草の脂肪分の少ない良質な赤味肉を使用、チキンなどは完全菜食で育った安全な食肉を使っており、これらの食肉には病気にさせないための餌などは使っていません。
さらにネイチャーズロジックのドッグフードはフードのバランスと健康も追及しています。
犬は肉食性なのでその食性に合わせたバランスが理想的なバランスと考えて動物性タンパク質を豊富に使用し、アミノ酸バランスも良いバランスになっています。
また可能な限り自然な食事になるようにアニマルプラズマを原材料に選び、酵素やプロバイオテクスを配合し、犬の腸内環境を整えます。
ただここまでは良いですが問題の中身についてです。
ここが不合格だと、柴犬にはあまりおすすめできない事になります。
ネイチャーロジックのドッグフードの原材料は?
ネイチャーロジックのドッグフードの原材料ですが、種類が多いので代表して、柴犬に合いそうな「ナチュラルヴェニソン」を例にしています。
確かにサプリメントが使われていないことが分かります。
そして気になるところを赤字にしていますが「ヴェニソンミール」がベースになっている事が分かります。
原材料の一番上の左にメインの原材料が表示されることが基本なので、ヴェニソンミールがベースという事が分かります。
このミールが、どのようなものが使われているのかが明確になっていません。
肉とも呼べないようなところを集めてミールにしているのか、それとも良質な肉の部位だけを利用して使っているのかが不透明になっています。
説明の中では良質なものを使っているとの事ですが、表示についてイマイチ疑問点を感じるので、柴犬にオススメできるのか?となると、ちょっと疑問が残ります。
ネイチャーロジックのドッグフードの成分
ネイチャーロジックのドッグフードの成分です。
- 粗タンパク質…36%以上
- 粗脂肪…15%以上
- 粗繊維…5%以下
- 水分…9%以下
- カロリー359.7kcal/100g
- プロバイオティクス…1億CFU/lb
タンパク質も十分すぎるほど含まれていて、ちょっと多いくらいだと思います。
繊維が少し足りないような感じはしています。
ネイチャーロジックのドッグフードの総合評価
ネイチャーロジックのドッグフードですが、無添加で合成ビタミンやミネラルが使われていない、種類も多く、それなりに気遣いされているので、ここまでの段階では柴犬にもおすすめできます。
ただ先程話したように、ミール系のものが使われているので、ここが引っかかるところです。
中身的には悪いものでないのに、なぜ疑わしきものを使うのかに理解ができませんが、個人的な評価として、総合で「微妙な感じ!」このような感覚です。