プロフェッショナルバランスのドッグフードの評価!柴犬におすすめできる?
プロフェッショナルバランスのドッグフードの評価と柴犬に合うのかについてです。
もうかなり老舗になりますが、ペットライン株式会社という会社から自社ブランド商品として販売されているのが、今回のプロフェッショナルバランスになります。
犬以外にも猫用フードにも力を入れていて、両方の製造していますので、原材料は別にして、国産という事になります。
国産というと、少し安心感になる人も多いと思います。
会社の設立が昭和42年ですから、かなり古いことが分かります。
それだけ販売実績がありますので、そこに信用性があると思います。
やはり長く営業してこられたのは、使う人がいるためになりますので、そこに信用性があると思います。
プロフェッショナルバランスのドッグフードの自社での製造
プロフェッショナルバランスのドッグフードですが、コチラは岐阜県多治見市に自社工場を持っていて、そこで製造がされていいます。
日本でペットフードの販売で、自社工場になっているところは数が少なく、自社という事は強みになるところが多くあります。
ドッグフードについても、何かあれば中身の変更はすぐにすることもできますし、またさらに良質なフードを作ることも容易になってきます。
また自社ですから、素材から販売まで管理がしやすい体制になるので、ここは評価が高いところだと思います。
製造から販売までが一貫していないと、問題が起こったときに、すぐに対応できない事もあるからです。
ちょっとした事ですが、ここは良いところだと思います。
そしてどのように製造しているのかある程度まで分かるようになっています。
プロフェッショナルバランスの製造過程
上記の動画は、コチラの会社が制作したもので、ちょっと面白い内容になっているので、見て損はないと思いますので紹介しておきます。
製造過程としては、原材料を仕入れてすぐに検査され、色や風味に問題がないとされたものだけ原材料として使用されているようになっています。
その後は下記のような感じになっています。
- 原料タンクで保管
- コンピューターで原料の混合
- 粒の形を作る
- 乾燥
- 油脂コーティング
- 旨味パウダー
- 出荷
このような流れになっています。
気になるのは油脂コーティングです。
どんな油脂が使われているかで、ドッグフードの質が左右してきます。
それは後で話すとして、製造過程がある程度、透明化されているので、ここは評価が高いところだと思います。
ドッグフード!プロフェッショナルバランスの特徴
そしてプロフェッショナルバランスのドッグフードの特徴についてですが、このようにまとめることができます。
- おいしさ判定をしている
- 消化率を調べている
- 犬の尿の検査をしている
- 犬の健康診断をしている
ここは賛否両論になるところがあるのですが、実験用というと聞こえが悪いですけど、販売される前に他の犬で試されている事になります。
もちろん粗悪なものを与えての実験ではないので、安心はできると思いますが、何か引っかかるものがあります。
これがもし自分の愛犬だとすると、あまり良い気持ちにはならないと思います。
おいしさ判定をしているドッグフード
これは実際に犬を使っていの判定で、2つのドッグフードを用意して、実際にどちらの方の食いつきが良いのかを判定しています。
そしてよりワンちゃんが好む味を日々研究していますので、食いつきが良いフードになることが分かると思います。
この研究自体は評価できると思います。
ドッグフードの消化率を調べている
これもABテストのような感じで、食べたドッグフードがどのくらいの吸収率なのかを糞尿から分析して研究をしていますので、消化にも優れいているという事がイメージできると思います。
良い素材でも消化されなければ、ただの栄養になってしまいますので、消化吸収の研究も良い事だと思います。
プロフェッショナルバランスは、消化が優れているドッグフードだという事になります。
犬の尿の検査をしている
ドッグフードを食べて、そして尿pH値が弱酸性になっているかを調べているようです。
かなり徹底した内容だという事が分かると思いますけど、尿に関わる疾患にならないための対策になっていますので、ここも評価としては高いと思います。
犬の健康診断をしている
そして研究にワンちゃんも参加している事になるので、犬の健康診断もしっかりとしているようです。
ここはドッグフードとは関係ありませんが、人間目線で安心できるところだと思います。
そしてたまにのんびりとさせる時間を与えているようなので、ただ単に実験として使われていないことが分かります。
そういう協力の元で作られたドッグフードがプロフェッショナルバランスという事になります。
プロフェッショナルバランスは3タイプに分かれている
プロフェッショナルバランスは3タイプのドッグフードに分かれています。
- 健康対策用フード
- 一般的フード
- プレミアムフード
この3タイプに分かれています。
- 健康対策用フード
健康対策用フードは、愛犬の健康状態に合わせて使うことができるようになっています。
- 腸内ケア用
- アレルゲンカット(魚&米)
- アレルゲンカット(魚&米)さらに高品質
- 下部尿路対策
- 体重管理用
腸内環境が悪い、アレルゲンが気になるという事であれば、コチラのシリーズが役立つことになります。
下部尿路対策というのは、尿管に石が詰まる、尿路結石対策などの事になります。
体重管理は、そのままの意味になります。
- 一般的なフード
これは全部で4種類に分かれています。
- 1歳まで用
- 1歳から成犬用
- 7歳のシニア犬用
- 1歳から成犬までのライト用
この4種類ですが、ライト用というのは、体重管理がしやすいフードの事で、カロリーを控えめにしているドッグフードという事になります。
柴犬の年齢に合わせて使うことができると思います。
そして粒の大きさが、それぞれ選べるようになっていて、普通タイプの大きさと、超小粒までと選ぶ事ができるようになっています。
シニアであれば食べやすい超小粒タイプの方がおすすめだと思います。
成犬の場合は普通タイプの方が良いと思います。
- プレミアムフード
これは使用する原材料も違い、プロフェッショナルバランスのシリーズの中で最高級に位置しているドッグフードになっています。
もし柴犬に使うのであれば、コチラが一番おすすめという事になります。
理由は原材料に安心できるからです。
プロフェッショナルバランスのプレミアムフードの原材料
プロフェッショナルバランスの3タイプを紹介してしましたが、プレミアムフード以外は、原材料に少し不安があるものが配合されています。
もし柴犬に使うのであれば、素材に一番安心ができる「プレミアムフード」になると思います。
その原材料です。
穀類(米粉、米、米ぬか)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、フィッシュコラーゲン)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイルパウダー:DHA源・EPA源、ライスファットカルシウム、ガンマ-リノレン酸)、糖類(フラクトオリゴ糖)、セルロース、シャンピニオン、乳酸菌、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンB12、ビタミンC、塩化コリン)、ミネラル類(塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸鉄、亜鉛アミノ酸複合体、炭酸亜鉛、炭酸マンガン、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸コバルト)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
魚タイプになりますが、柴犬とは相性の良い内容です。
アレルゲンにも注意されているので、コチラのフードがベストだと思います。
ただ魚にしてもミールなので、ここがちょっと気になるところですが、もし生魚を使っているのであれば、さらに評価は高いと思います。
サプリメント系が後で多く足されていることが分かります。
プロフェッショナルバランスのプレミアムフードの成分
プレミアムフードの成分になっています。
- たんぱく質 19.5%以上
- 脂質 11.0%以上
- 粗繊維 3.0%以下
- 粗灰分 8.5%以下
- 水分 10.0%以下
- 代謝エネルギー(100g当たり)約355kcal
少しタンパク質の量が少なめなのですが、消化吸収が良いフードなので、ここはバランスを見て与えていると良いと思います。
プロフェッショナルバランスのドッグフード!総合評価
プロフェッショナルバランスの3タイプのドッグフードをまとめましたが、やはりプレミアムフードが柴犬に一押しできる内容になると思います。
製造過程の透明化、またこだわりについては総合で高い評価をする事ができると思います。
ただ一般用のドッグフードは、もう少し改良の余地があると思います。
人間目線と犬目線の両方が入り混じったような感じがします。
確かに販売単価を下げるためには、それなりの材料になってしまうのはやむを得ないところがありますが、もう少し犬目線になる方が良いとは思います。