柴犬に合うドッグフードの選び方とオススメできるもの!
柴犬に合うドッグフードの選び方についてです。
犬といっても幅広く、色々な犬種がいることが分かると思います。
種類でいうと1000種類近い犬種がいると言われていますが、犬種として公認されているが340種類となっています。
洋犬と日本犬(和犬)に分かれますが、人間の都合で品種改良されて、色々な犬種が誕生したことになります。
そのためその犬種によって性格、得意とするところや不得意とするところなど、微妙に変わってくる事になります。
犬として共通はしてきますけど、でも育ってきた国も違えば、食べてきた食事も違いますので、ドッグフードの相性のようなものも若干、変わってきます。
ということで、柴犬に合うドッグフードの選び方についてです。
柴犬は魚と穀物で育ってきた犬種になる
柴犬のドッグフード選びのヒントになると思いますけど、日本犬でもある柴犬は、魚や穀物を主に食べてきた犬種になっています。
- 柴犬は日本犬
- 日本にもある素材と相性が良い
- 魚と穀物を主に主食にしてきた
犬の祖先は、オオカミとされていますけど、そのオオカミに最も近いのが柴犬になっています。
最も品種改良されていない犬とされていて、弥生時代に日本に海を渡って外国からきた犬と、日本にいた犬が交配して、日本犬の原型ができたと考えらえています。
それから日本古来の犬を守ろうという事で、忠犬ハチ公を紹介した、有名な斎藤弘吉さんによって日本犬保存会が設立されて、それから4年後に血統登録が開始されています。
それから保護や血筋の保存という意味で、7犬種のうちの天然記念物に指定された1種になります。
天然記念物になるには5つの条件があるのですが「(一)日本特有の動物で著名なもの及びその棲息地」というのも一つの条件になっています。
日本に元からいた犬でなければいけないという条件つきになっているわけです。
という事で、柴犬は昔から日本で飼われてきたので、日本人が食べる食事と相性の良い犬になっています。
弥生時代から、魚と穀物を主食にしてきた犬種になりますので、逆に高カロリーな肉に慣れていなく、これが原因でアレルギーが増えたとの説があります。
日本食から肉の多い欧米食になった事と、深い関係にあるようです。
ただ柴犬に多いアレルギーについては、食物が関係しているのは全体の数パーセントとされていて、別な原因もあるとされています。
遺伝、ストレス、添加物、農作物に混ざる農薬、環境的なこととも関係があると言われていますが、人間と同じく今だに良く分かっていないことが現状です。
今はグレインフリーといって、穀物不使用のドッグフードも多くなってきましたが、柴犬は穀物の消化を洋犬より得意としている犬種なので、ここにも色々な誤解が生まれているようです。
日本でも使われている食材のドッグフードが、柴犬と相性が良いと予測されています。
要するに昔から日本人が食べてきた、おこぼれをもらった食生活になっていたという事です。
柴犬にはドライフードのドッグフードがおすすめになる?
ドッグフードは、主にドライタイプ、そしてウェットタイプ、この2つに分かれます。
セミモイストフードなどもありますが、上記の2つが主流です。
どちらもメリットとデメリットを持ち合わせていますが、一般的にはドライタイプのドッグフードの方がおすすめだと思います。
実際のタイプはこのように分かれます。
- ドライフード
- ソフトドライフード
- セミモイストフード
- ウェットフード
- ドライフード
最も一般的なペットのフードの事で、開封後の保存期間も長く管理がしやすくなっています。
水分が10%ぐらいしか含まれていないカリカリタイプになっています。
- ソフトドライフード
水分量が25%~35%ぐらいのドッグフードなので、しっとりしたのが特徴で、水分を保持するのに湿潤調整剤を使用することが多いと思います。
- セミモイストフード
同じく水分が25%~35%ぐらいのドッグフードですが、水分が飛びやすいフードです。
- ウェットフード
水分量が70%以上のドッグフードのことです。
なぜカリカリのドライタイプと水分量が多いウェットタイプが主流なのかは「他についてはあまり製造されていから!」と、いった方が分かりやすいと思います。
でもほとんどは、保存が長いカリカリタイプになると思います。
ドライタイプは乾燥させたドッグフードのこと
ドライタイプは、乾燥させたドッグフードの事になります。
お皿に盛るときに「カラン、カラン」と音がなるぐらいの固さがあるカリカリのフードの事です。
なぜ乾燥させる必要があるの?という事ですが、食材に含まれる水分が腐敗菌を繁殖させるためです。
腐るとは菌が繁殖することなので、その菌は水分を必要とするために、そうしないように水分をなくすことで保存期間を長くする事ができます。
そのため乾燥させています。
ドライタイプのメリット
- 歯垢が付きにくい
- 保存期間が長い
- ふやかす事ができる
- 種類が多い
このようなメリットがあります。
- 歯垢が付きにくい
固い方が歯にカスが付着しづらく、歯垢になりにくく、歯の健康にいくらか役立ちます。
また噛むという事は、脳への刺激にもなるので、この行為も良いとされています。
- 保存期間が長くなる
これは上記で話したように、水分を少なくすることで保存期間が長くります。
犬にとっては関係ないことですけど、管理する側の飼い主さんの方にメリットが大きい事になります。
- ふやかす事ができる
そして歯がしっかりとしていない子犬や歯が弱ってきたシニア犬に、水でふやかして柔らかくして与えることができます。
柴犬の状況によって与えることが可能です。
- 種類が多い
ドッグフードの全体的な種類としては、ドライタイプの方が圧倒的に種類が多いので、選びやすいというメリットもあります。
ドライタイプのドッグフードのデメリット
デメリットは、ウェットタイプから比べると、食いつきの面が弱くなる傾向にある事です。
水分を飛ばすと同時に、素材の香りが良くなってきます。
柴犬を含め犬は舌よりも鼻で美味しいのかどうかの判断をしていくので、グルメな子になると、食べないこともありますが、これはそのドッグフードの質によって、大きな差があります。
ドライタイプのドッグフードでおすすめできるものでいうと、下記にまとめたものになると思います。
ウェットタイプは水分が多いドッグフードのこと
そして逆にウェットタイプは、水分が多いドッグフードの事で、水分が70%以上含まれていることがほとんどです。
缶詰になっている事が多いタイプのものです。
ウェットタイプのドッグフードのメリット
- 食べやすいし水分を多く取れる
- 食いつきに期待ができる
- ウェットタイプは食べやすいし水分を多く取れる
ウェットタイプのメリットは水分が多いので、柔らかく食べやすいところにメリットがあります。
シニア犬など、噛む力が弱った柴犬であれば、コチラの方が食べやすくなります。
そしてあまり水分を取らなくなった愛犬にも、自然に水分補給をする事ができます。
- ウェットタイプは食いつきに期待できる
そして食いつきに期待する事ができます。
ウェットタイプの場合は、風味が強く残るので、その風味で犬の食いつきに期待に期待する事ができます。
好き嫌いが多い柴犬であれば、ウェットタイプにする事で、好んで食べてくれる傾向にあります。
ウェットタイプのドッグフードのデメリット
ウェットタイプのドッグフードのデメリットですが、下記の2つです。
- 歯石になりやすい
- 価格が高い
- 歯石になりやすい
水分が多いために柔らかく食べやすいのですが、カスが歯やハグキの隙間に入り込みやすく、それが歯石になりやすい傾向にあります。
でもここは、普段のお手入れなので、飼い主さんがしっかりと注意していれば、防ぐことができます。
- 価格が高い
ウェットタイプのドッグフードは、ドライタイプのドッグフードから比べると、高くなる傾向にあります。
愛犬(柴犬)のことを考えると、価格なんて関係ない!という気持ちを持っている人の方が多いと思いますが、ただ現実問題、人間生活の方も心配もあるので、ここはお財布との相談になると思います。
ちなみにウェットタイプのフードで柴犬におすすめできるものでいうと下記にものになります。
ドライとウェットタイプ!どちらが柴犬におすすめ?
子犬や成犬であればドライタイプ、食いつきが悪いや食欲が落ちているという事であればウェットタイプ、このような判断で選ぶと良いと思います。
愛犬(柴犬)には、基本はドライタイプになると思います。
ちなみに世界一長生きした柴犬は、26才と8月です。
純粋な柴犬ではなくて、ミックス犬になるのですが、飼い主さんは歯石をつけないように歯の健康に注意したようです。
そしてストレスにも注意したようです。
そういう意味では、ドライタイプの方が柴犬にもおすすめだと思います。
外国産と国産のドッグフードはどちらが柴犬に合っている?
今は輸入された外国さんのものと、国産のドッグフードと、2つに分かれていますけど、どちらが柴犬にオススメなの?という事ですが、これは国に関係なく、上記で話したように柴犬が好みやすい原材料が使われているのかどうかです。
国産が良い、外国産が良いとい事ではなくて、今の愛犬に合うのかどうかがポイントです。
選び方の目安としてはドッグフードの裏面に記載されている原材料の確認です。
原材料でみるところは「原材料」の次ぎに何が記載されているのかを注目するようにします。
その次に記載されている素材がメインになってきます。
例えば1番最初に鶏と記載があればそれがベース、鹿と記載があれば鹿がベースになっています。
例えばこのような事です。
- ドッグフードの原材料の見方
コチラはあるドッグフードを実際の原材料になりますが、最初に骨付きチキンと表示されているので、コチラのフードは骨付きチキンがベースだという事が分かります。
ベースという意味は、全体のフードの配合量の割合が一番多く配合されている素材という意味です。
上記の例でいうと「骨付きチキンが多く配合されています!」という意味になります。
そしてなるべく避けた方が良いのが豚と牛ベースのフードです。
ベースではなく脇役としての配合であれば、さほど気にすることはないと思います。
柴犬は低カロリーで、高タンパクの肉が体に合いやすい傾向にあるので、高カロリーで高タンパクな肉はなるべく避けるようにした方が良いと思います。
そしてドッグフード選びで次に注意することが無添加かどうかです。
添加物は日本の認識では安心とされていますが、できれば取らないことに越したことはないと思います。
ドッグフードの原材料で避けた方が良いもの
ドッグフードの原材料に、下記のような表示がある場合は、あまりおすすめできるフードとは言えません。
- ミール
- 穀物ベース
- 添加物
ミールというのは分かりやすくすると、食用にならない部位を集めて加工して粉末にした素材のことになります。
チキンミールや牛のミール、豚のミールなどもありますが、ミールとついているものは、素材自体に疑問点が残ります。
例えばこのようなことです。
チキンミールと表示されていますが、このようなミールの表示があるものです。
そしてコチラは穀物ベースであることが同時に分かると思います。
穀物がダメという事ではなくて、穀物中心になってしまっている事があまり良い評価ではありません。
魚か低カロリーな肉ベースで、穀物やその他の素材が適量ということであれば柴犬にとっては、ベストなドッグフードになります。
グレインフリーやグルテンフリーのドッグフードは柴犬のためになる?
良くドッグフードで、グルテンフリーやグレインフリーというフードも見かけることがあると思いますが、果たしてこれは愛犬(柴犬)にどうのなか?という事ですが、上記で話したよいうに適量であれば特に気にすることはないと思います。
一般的に犬は穀物の消化を苦手としている傾向にありますが、生の状態なのか、水と熱で加熱した状態なのか、さらに砕いている状態なのか、または粉末にしている状態なのかもでも消化率は変わってきます。
どちらにしても穀物をそのままの生の状態の場合は、人間でも消化の悪いものになります。
ドッグフードの場合は、粉末に近い状態なので消化の良い状態になっていますから特に気にすることもありません。
だからといって中心とするベースにしてしまうのは避けた方が良いと思います。
穀物を不使用にする意味は、消化のようなことも関係していますけど、それ以外に食物アレルゲンを注意しての事になっています。
穀物の中には犬が反応しやすいと言われているアレルゲンが含まれていることがありますが、これは穀物だけではなくて肉でも同じことです。
鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉、さらに広げると卵や乳製品なんかも反応しやすいアレルゲンを持っています。
穀物だけ省いても全く意味がないとは言い切れませんが、特に気になることがないのであれば、無理に栄養価の高い穀物を省く必要もありません。
食物アレルゲンが気になる場合は、一部だけ省くのでなくて、上記で話したような素材についてもすべて検討しないと意味がないと思います。
また少なからず、どの食物にもアレルゲンは持っています。
通販でドッグフードを取り寄せるときには注意が必要
そしてドッグフードを取り寄せるときは注意点があります。
ペットショップではなくて、通販での取り寄せのときの注意点になりますが、公式サイトから取り寄せるようにした方が安心になります。
というのは、転売といって、誰から使わなくなったものを安く引き取って、それをAmazonなどで普通の定価で販売しているケースが物凄くあります。
定価で販売したり、サービスで少し安くして販売すること自体は問題はありませんけど、引き取ったものをどのように管理しているのかも分かりませんし、そして中には賞味期限が短いものもあります。
これがトラブルの原因になっているようです。
電化製品のような「物」であれば問題はないかもしれませんが、食品については普通に考えて問題ありです。
犬を飼っていない人から見ると、さほど気になるようなことでもないかもしれませんが、飼っている人からすると「家族」の一員だと思います。
賞味期限が切れたようなものを使うのであれば、まだ気遣いがされていないドッグフードの方が、添加物がたくさん使用されていたとしても安心感があります。
安い、ちょっとだけお得した!でも腐敗に近づいたものを食べる!これが良いことだとは思いません。
安いには注意!ドッグフードをネットショップから安心して取り寄せる方法
具体的に柴犬に合うドッグフードをまとめるとこのようになる
具体的に柴犬に合うドッグフードに関しては、まとめるとこのようになります。
- ドライフード
- 魚か低カロリーの肉ベース
- 無添加になっている
カリカリフードで、魚か低カロリーの肉ベースになっている、さらに無添加のフードという事になります。
さらに柴犬にとって安心できるドッグフードは?
上記で話したこと以外で、さらに愛犬(柴犬)の健康のことを考えるのであれば「動物性油脂」の存在です。
動物性の油という事になりますが、犬の食いつきを良くするために配合される事が良くあります。
ドッグフードを手にとって、ベタベタするものがたまにあるのですが、それは食いつきを良くするために動物性の油をフードの仕上げに吹きつけをしているものになります。
新鮮であれば良いですが、動物性油脂は酸化しやすい性質を持っています。
酸化とは別な物質へ変化することをいいますけど、犬の体にはマイナス要素になる物質です。
人間でも同じなのですが、なるべくこの動物性油脂が配合されていないフードを選ぶと、さらに良いと思います。
まだ定かではありませんが、この油脂の酸化が柴犬にも多い皮膚トラブルの原因になるといわれています。
どちにしても過酸化脂質というものに変化しますので、酸化した油は人間でも注意が必要です。
過熱することでさらにその酸化は加速していきます。
柴犬に合うドッグフード選びができない場合
愛犬(柴犬)に合うドッグフード選びに迷う場合は、下記のに紹介している外国産と国産が混ざったランキングと国産のみに絞ったランキングが参考になると思います。
基本的にどれも柴犬におすすめで、すべてドライタイプのドッグフードになっています。
子犬から成犬、シニア犬まで使うことができますので、参考になると思います。