柴犬にバナナは良くない?食べることのデメリットとデメリット
柴犬を飼っている人で「バナナは与えても大丈夫なの?」という事で、バナナについてです。
生でそのまま与えるケース、またドッグフードにも含まれていることがあるのですが、与えても大丈夫のようになっています。
でもいくつか注意点もあるのですが、この果物をを与える注意点や栄養価値などを知っておくことで、今後の愛犬の健康管理に役立つと思います。
バナナは過熱するのと生で与えるのでは栄養価値が変わる
バナナのアレルゲンを持っていないのであれば、柴犬を含め与えても大丈夫で、また日本犬には相性が良い果物だと思います。
ただ生の場合と、ドッグフードのように過熱した状態で配合されている場合では、実は栄養メリットが少し変わってくる事が分かっています。
どっちが良いのか?という事ですが、これはケースバイケースなので、どっちでも良いと思います。
生でそのまま与えるメリットもあるあし、熱を入れることでもメリットがあるからです。
そして生でそのままの場合は、このような栄養素を取ることができます。
生のバナナの100gあたりの栄養成分
成分 |
ビタミン | 無機質 | |||
---|---|---|---|---|---|
エネルギー | 86kcal | カロテン | 56μg | ナトリウム | Tr |
水分 | 75.4g | ビタミンE | 0.5mg | カリウム | 360mg |
タンパク質 | 1.1g | ビタミンB1 | 0.05mg | カルシウム | 6mg |
脂質 | 0.2g | ビタミンB2 | 0.04mg | マグネシウム | 32mg |
炭水化物 | 22.5g | ナイアシン | 0.7mg | リン | 27mg |
灰分 | 0.8g | ビタミンB6 | 0.38mg | 鉄 | 0.3mg |
飽和脂肪酸 | -g | 葉酸 | 26μg | ー | ー |
不飽和脂肪酸 | -g | パントテン酸 | 0.44mg | ー | ー |
コレステロール | 0 | ビタミンC | 16mg | ー | ー |
食物繊維 | 1.1g | ー | ー | ー | ー |
生のバナナの場合は、これだけの栄養素の量が含まれていますので、健康に良さそうだという事は分かると思います。
ミネラルのカリウムが多いことが分かると思いますが、筋肉の働きを助けるといわれていますので、活発な柴犬には必要になる栄養素になると思います。
そしてビタミン類も多いので、体の全体的な健康を維持するのにも役立つことになります。
運動、皮膚、疲れ、若さ、腸内環境、このような事に関係するところにバナナは、メリットがあるとされています。
過熱したバナナの場合の栄養価値とメリット
そしてバナナは、ドッグフードなどに含まれることがありますが、この場合は熱をいれての調理なので、栄養のメリットが少し変わってきます。
調理の仕方によって大きく変わりますが、ただ単に熱だけを加えてしまうと、上記で紹介したビタミンなどがなくなっていきます。
でも調理方法によってビタミンを壊さない調理方法もあります。
調理方法に少し工夫が必要なのですが、ドッグフードなどに含まれてる場合は、そのフードの調理方法を調べることで、自然な栄養素を取れているのかどうかの判断になると思います。
でもただ単に加熱をしてもメリットがあります。
実はバナナを過熱することで、フラクオリゴ糖という成分が増えることが分かっています。
知っている人は知っていると思いますが、犬の健康にもプラスになる成分です。
バナナにも含まれるフラクオリゴ糖とは?
フラクオリゴ糖とは、オリゴ糖のことなのですが、太らない糖分という事で知られている果糖になります。
甘味というと普通は太るようなイメージがあるのですが、オリゴ糖については甘さがあっても、そうらないという不思議さがあります。
理由は、ほとんどエネルギーとして利用されない糖分になっているからです。
普通の砂糖の場合は、エネルギーとして使われるので、取って使われないと溜まっていく事になりますがオリゴ糖の場合は、溜まらないようになっています。
そして、この栄養素のメリットとしては、愛犬の腸内環境を整えるのに期待ができるとされています。
腸内には多くの菌がいますが、オリゴ糖は大好物の餌の1つになりますので、腸内を整えるのに役立つことになります。
さらに腸内の環境を良くすることで、柴犬にも多いアレルゲンに反応する働きを軽減させることにも期待ができるとされています。
人間も同じで、花粉などのアレルゲンに反応する人は、腸内を整えると良い方向にいくことに期待ができると思います。
生でバナナを柴犬に与えるときは与えすぎに注意する
ドッグフードにバナナが配合されている場合は、総合栄養食として計算されているので、与えすぎを防ぐことができますが、生でそのまま与えるときには、与えすぎに注意が必要です。
バナナ1本(100g)のカロリーは約86kcalといわれているので、そのまま1本丸ごと食べてしまうと高カロリーになってきます。
人間ではそうでもないかもしれませんが、犬にとってはカロリーの取りすぎという事になってきます。
手作りフードのように計算して与えるのであれば、まだ良いと思いますが、そのまま毎日のように1本そのまま与えるのは良くありません。
柴犬の体重は、約10s前後ぐらいが多いと思いますけど、この体重でおやつのように与えるのであれば、ほんのひと切れぐらいの感覚です。
丸ごとバナナを1本食べて、さらにメインのフードを与えるとなると体への負担の方が大きくなります。
くれぐれも与えすぎだけには注意するようにしましょう。
ちなみにバナナが含まれているドッグフードで、柴犬におすすめできるものでいうと下記のようなフードです。