皮膚が弱い柴犬のドッグフードの選び方とおすすめフード
皮膚が弱い柴犬のためのドッグフードの選び方のポイントについてです。
犬種によって元から皮膚が良いという懸念される犬種はいますけど、やはり犬種に関係なく、結果がそのようになってしまう愛犬はたくさんいます。
柴犬の場合は、皮膚トラブルが多めと言われていますが、アレルゲンとは関係なく、皮膚そのものが弱いという愛犬もたくさんいることになります。
ただ原因については色々な説があって、皮膚トラブルについては、ハッキリとしたことは未だに人間も含めて分かっていないことが多くあります。
そのため色々な意見があることになりますが、ただ食べるものによってプラスにすることもできることがあります。
少しでも愛犬のために何かの対策ができれば・・・
このように思っている愛情の深い愛犬家の方はいると思います。
そこで今回は、柴犬限定でどのようなドッグフードを与えると良いのか、その選び方のポイントについて解説していきます。
皮膚が弱い柴犬にはどのようなドッグフードが良いの?
皮膚が弱い柴犬には、どのようなドッグフードが良いのか?という事ですが、やはり皮膚の状態をプラスする要素が含まれているドッグフードが良いという事になります。
具体的には下記のような原材料が多く含まれているドッグフードがおすすめという事になります。
- オメガ3脂肪酸
他にも愛犬の皮膚のトラブルに注目したい成分は数多くあるのですが、このオメガ3脂肪酸が多く含まれているドッグフードが優秀と言えると思います。
- オメガ3脂肪酸とは?
オメガ3脂肪酸とは体内で合成、要するに犬の体内で作ることができない脂肪酸の栄養素のことで、食べ物から取る必要がある栄養成分になります。
オメガ3脂肪酸というと、何か難しい感じがすると思いますが、またはDHAやEPAと呼ばれているもので、一度は何かで聞いたことがある人は多いと思います。
身近な食材でいうと魚に多く含まれている成分になります。
サケ、まぐろ、マスなどや、魚以外でいうと、カニ、ムール貝、カキなどにも多く含まれています。
また植物油にも多く含まれていて、亜麻仁油などにも多く含まれています。
性質としてはサラサラした脂肪酸のことで、常温でも固まらない脂肪酸だという性質を持っています。
脂肪酸には温度よって固まるものもあります。
動物系の脂肪酸が良い例ですが、温度が下がると油が白くなることを確認したことがある人は多いと思います。
例えば肉じゃがや豚の角煮、または牛丼などを作って、そのまま冷蔵庫に入れると、油が白くなっている事があると思います。
この脂肪酸は、飽和脂肪酸といって温度によって固まる性質がある脂肪酸になります。
ただ魚などに多く含まれている脂肪酸は、不飽和脂肪酸といって冷めても常温でもサラサラとした脂肪酸になります。
そのためサンマやサバの缶詰でも、油が白く濁った缶詰は見たことがないと思います。
その性質を持っているのがオメガ3脂肪酸という成分になります。
魚や植物、この2つから多く取れるのがオメガ3脂肪酸になります。
この脂肪酸が皮膚の健康を維持することに期待がされているわけです。
具体的なオメガ3脂肪酸の働き
- 皮膚や被毛の健康維持
- 血液の健康維持
- 脳の健康維持
- 関節の健康維持
- コレステロールのバランス維持
- 眼の健康維持
このようなことに期待がされています。
実は最新の研究で、このオメガ3脂肪酸は皮膚サポートになることがすでに実証されています。
前々からそのようなフインキのあることはささやかれていましたけど、でも実際にどのような経緯で対策ができるのかが分かりませんでした。
答えとしては出ているけど、でもなぜ良いのかが分からなかったという事です。
それを研究した人がいて、京都大学の方になるのですが椛島健治という方を筆頭に2015年にそれを解明したわけです。
まだ最近のような感じですが、米国科学誌「The Journal of Experimental Medicine」誌に掲載されています。
モヤモヤとしていたものを科学研究で証明したわけです。
迷信でないことが分かったので、これだけ確かなことはないと思います。
皮膚が弱い柴犬には、オメガ3脂肪酸が良いことが何となくでも良いことがイメージできたと思いますが、ここがドッグフードを選ぶときのポイントになってきます。
オメガ3脂肪酸が多い食品とは?
オメガ3脂肪酸が多い食品についてです。
植物性では、えごま油、亜麻仁油、くるみなどがダントツです。
魚系でいうと、イワシ、サンマ、サバ、アジ、ブリ、カマス、ニシン、イクラ、スジコ、サケ、マグロなどです。
肉でいうと馬肉や鹿肉などがダントツです。
動物性の肉というと、動物性の脂肪酸をイメージしてしまう人が多いと思いますが、鹿肉と馬肉、またはラム肉などは、オメガ3脂肪酸が多く、普通の動物性の肉とのイメージとは違うことになります。
要するに多く食べても、健康に良い栄養素が多いという動物性の肉になっています。
また鹿肉や馬肉、またはラム肉などは、たくさん食べても太りづらいという特徴も持っています。
ただドッグフードからこれらの素材が含まれているものを探すとなると、数は限定されてくることになりますが、これだけでは足りない事になります。
皮膚トラブルがある柴犬は全体的なことを考える
上記で話したように、オメガ3脂肪酸が多く含まれているドッグフードが、皮膚トラブルがある柴犬にはおすすめできますが、これだけで判断しない方が良いという事です。
フードには色々な素材が含まれていますが、まずオメガ3脂肪が含まれていることを条件に、それ以外のことも考慮しなければいけません。
結果からまとめると、このような事になります。
- オメガ3脂肪が多く配合されている
- 無添加になっている
- 動物性油脂が使われていない
このような事が、皮膚が弱い柴犬のサポートができるドッグフードという事になります。
皮膚が弱い柴犬(柴犬)は、フード以外のしっかりとしたシャンプー、乾燥を防ぐ、毎日のブラッシングなど、表面上のことも大事になってきますが、食品関係でいうと、上記のようなことを意識することがポイントになります。
無添加については誰でも分かると思いますが、動物性油脂というのは、フードの食いつきを良くさせるために多く使用される成分でもあります。
犬にとっては香りが良く、風味が良いので食欲をそそることになりので、フードの仕上げに吹き付けといって、動物性油脂をたっぷりとフードに吹き付けて、食欲を増すことにメリットがあります。
ただ動物性油脂の場合は酸化が早く、酸化とは体に害になるプラスにならない物質の事です。
これらのものが犬の皮膚の悪化の原因の1つとされていますが、そのようなものが含まれていないドッグフードが好ましいという事です。
良いものを取っても悪い素材も多く取っていれば、あまり意味がありません。
オメガ3脂肪酸だけに注目をするのではなくて、全体的な視点からドッグフードを選ぶことが大事になってきます。
柴犬の皮膚に良いおすすめのドッグフードとは?
柴犬の皮膚に良いおすすめドッグフードについてですが、まずは下記を少しだけ確認してみて下さい。
本当にたくさんのフードがあることが分かると思いますけど、その中から推薦できるものとしては、コチラの「みらいのドッグフード!長寿サポート」だと思います。
健康維持のすべての要素が詰まっているもので、今回の皮膚が弱い、またはトラブルのある柴犬に一押しできる内容です。
またそれ以外のプラスの要素がたくさんあるフードで、国内ではこれ以上のものはないのではないでしょうか。
それだけ優れた内容になっています。